本場セルフうどんの注文方法と食べ方！おすすめ3店舗も厳選｜香川高松うどん旅～3～

今回はうどん県・香川の本場セルフうどんの利用方法を紹介します。すべてのお店の利用方法に当てはまるわけではありませんが、セルフうどんでの基本的な注文の仕方と食べるまでの流れを説明しています。

１．うどんを注文する

まず、うどんの玉数と種類を伝えます。(例：かけうどん0.5玉・釜玉うどん 1玉など)

注文カウンターのないお店では、厨房の入口で注文・お会計しました。

玉数だけがメニューに載っている場合には、基本的にかけうどんなので玉数だけを注文すればOKです。また、店舗によってはうどんだけでなく中華麺や蕎麦など麺の種類が複数あることもありました。

厨房の前にカウンターが設けられているお店では、カルトンの置かれたレジスペースで注文・お会計を済ませます。よくあるうどんチェーン店やフードコートの感じとあまり変わりません。

うどんを注文すると同時にサイドメニューの天ぷらやおにぎりなどもここで頼んでから、お会計します。

２．うどんをお湯で温める

ここからがセルフうどんの真骨頂！ついに自分でかけうどんを完成させる時です。

器に入った麺を受け取ったら、それをザルの中に入れて、お湯の中にくぐらせて温めます。

どこのお店でも淵にかかったザルが目印です。ちなみにこの形のざるは鉄砲ざるやテボと呼ばれているそう。軽く温めた後、お湯を切って麺を器に戻します。

お出汁は温め湯の隣に入っていることが多いので、お玉ですくって麺にかけます。

おたまの置き場所が決められているところでは、かけだしの中に入れたままにしないようにしましょう。金属製だとアッツアツになってしまうことがあるようです。

かけだしはお鍋からだけでなく、タンクの蛇口をひねってお出汁を注ぐスタイルのお店もあります。

３．薬味を入れてカスタマイズする

素うどんが出来上がったら、お好みで好きなトッピングを載せていきます。

トッピングの違いを楽しむのもうどん巡りの醍醐味。多くのお店で共通しているショウガ・ネギ・天かすのほかに、わかめ・かつお節・ゴマ・梅干し・わさびなどお店によって異なるバラエティが楽しめます。

４．うどんを食べる

あとは出来上がったうどんを食べるだけ！天ぷらも一緒にいただきます。

席のタイプにはテーブル席やカウンター席に加えて立ち食い席が用意されているうどん屋さんも多く、混雑時には器を持ちながら立って食べるお客さんもいるそうです。さすがうどん県といった光景！残念ながら私は滞在中に見ることが叶いませんでした…。

5．食器を返却する

食べ終えたら、お店の返却口に食器を持っていきます。

これまたフードコートの要領で、注文カウンターの近くに返却口が設けられているお店が多いです。

しかしながら上の写真のように、お店の真ん中に置かれた箱の中に食器を重ねて置くというお店もありました。お箸などの分別が指定されている場合には、きちんと分けて返却します。

もう一度行きたい高松のおすすめ3店舗

最後に、高松で実際に訪れたおすすめうどん店を3店舗紹介します。本記事の写真はこちらの3店舗で撮影したものを使用しました。どの店舗もJR高松駅から自転車で10分程度の距離にあります。

松下製麺所

松下製麺所は孤独のグルメでも取り上げられたことで話題になった有名店。地元の方も多く通う昔ながらのお店です。今回紹介する中で、最もこぢんまりしていてローカル感があり、ススっと食べて去っていくといううどん県の日常を目の当たりにすることができました。

セルフうどんの店 竹清 ちくせい

竹清(ちくせい)は、1968年から営業している高松で初めての“元祖”セルフうどんの店。うどんはもちろんのこと、天ぷらは注文してから揚げてくれるので絶品！入店するとお店の方が案内してくれるので、注文に迷うこともありません。セルフうどん初心者におすすめのお店です。

さか枝うどん　本店

さか枝は、高松市内に4店舗を構えるうどん屋さん。コシのある麺が特徴的で、先ほど紹介したタンクから蛇口をひねって注ぐお出汁も有名です。大晦日のNHKのニュースで香川県の年越し“うどん”として取材されていたのがこちらのお店でした。

高松のうどん巡りには自転車で！

余談ですが、高松うどん巡りには自転車移動が本当に便利でした！駅前のレンタサイクルは1日（24時間）借りても200円！大通りでは自転車レーンも整備されていてとても走りやすかったのでおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました。ほな、また～＾＾